ウサギを迎えたときは・・・ウサギにとっては環境が大きく変わるためストレスを感じやすい状態です。
かわいくて早く触れ合いたい気持ちもわかりますが、初めはそっとして環境に慣れさせてあげましょう。
大体の目安を紹介しますね。
ウサギの性格は?
ウサギは、草食動物で弱い存在であることから本来は臆病な性格です。
しかし、家で飼われるようになり危険が少ないと分かると活発で好奇心旺盛な面も現れます。
種類により違いがありますが自己主張がしっかりとあり、コミュニケーションも取れる賢い動物なのです。
飼い始めてから「こんなに賢いとは思わなかった」という方も多くおられます。
かわいく癒しの存在だけでなく、しっかりと飼い主と信頼関係も築けることはペットとして人気がある理由のひとつです。
ウサギを迎えてから慣れさせる順序
ウサギは、臆病な性格も持っています。
迎え入れたときは焦らずゆっくりと慣れさせてあげましょう。
注意点したいことは3つあります。
- 大きな音を立てて怖がらせないようにする。
- 飼い主が怖がったり恐る恐る世話をしない。
- 愛情をもって声をかける
ウサギ自身も飼い主の状態を感じることができます。
やさしく、堂々と接してあげてくださいね。
1日目
ウサギを家に連れて帰るときは、キャリーバックに入れて連れて帰ってあげましょう。
周りを暗くしてあげると落ち着きます。
車の中ではなるべく膝の上にのせてあげて、揺れを少なくすると怖がらなくていいですよ。
ウサギを迎えた当日は、ウサギも緊張しています。
環境に早く慣れさせるためには「ここは安心できる場所」ということを感じさせてあげることが必要です。
最低限のお世話のみにして遠くから見守ってあげましょう。
2日目
触りたい気持ちを抑えて、2日目も最低限のお世話のみにしてあげましょう。
ごはんやおやつをあげるときには、優しく声をかけて安心させてあげてください。
徐々にご飯をくれる人といういいイメージを持ってくれるようになるでしょう
3日目
飼い主の存在に慣れてきたようだったら、ゲージに手を入れて寄ってきてくれるのを待ちましょう。
怖がらないようであれば背中や眉間を撫でてあげるといいでしょう。
ウサギによって違うので、あせらずゆっくりと進めるといいですよ。
最初の触れ合いができても1日10分程度として、ストレスを与えないように注意してくださいね。
4日目
ゲージの中で触っても怖がらないようであれば、ゲージの外に出してあげましょう。
初めて出したときは、追いかけず近くでじっと待つといいでしょう。
近寄ってきたときも、危険がないか試していることもあります。
ウサギは撫でてもらうのが大好きなので、寄ってきたら背中や眉間を撫でてあげましょう。
ブラシを持っていたら、軽くなでてあげるのもいいでしょう。
5日目
ゲージから出て怖がらないようであれば、抱っこをしてみましょう。
飼い主のことを、危険がなく安全だと分かれば一緒に遊んでもいいでしょう。
注意点は、ウサギは小さい時には体力も少なくすぐに疲れてしまします。
また、家に中にはコード類などの危険な場所もあるため飼い主がいないときは、ゲージに戻してあげてくださいね。
ウサギが慣れたかな?と不安な時は
ウサギが環境に慣れたら、リラックスするときに出る行動があります。
それを目安にすると、家に慣れてくれたなと分かりますよ。
ウサギがリラックスするときにとる行動
- 前足をそろえて後ろ足と体を伸ばしている。
- あくびをする
- 目をつむって寝る
こんな行動をとるようになったらおうちがリラックスできる場所だと納得した証拠です。
さらに飼い主に愛情表現をする行動
- 鼻をぷーぷーと鳴らす
- 手をなめる
- 近くによって来る
こんな行動をウサギがとったら、飼い主さんが信頼されている証拠です。
まとめ
ウサギは、とても賢い動物で飼い主とのコミュニケーションもしっかりとれます。
そのため、家に迎えたときに怖がらせないようにすることが大切となります。
怖い記憶は、長い間残るので初めにゆっくりと鳴らしてあげることがとても大切です。
焦らずゆっくりと「安全で幸せな場所」ということを教えてあげて仲良く過ごしてくださいね。