ウサギを飼いたいと思っている方は、どのくらい生きるのか気になりますよね。
ウサギの寿命は飼い方にもよりますが約5年から10年です。
快適な環境とエサに注意していれば13年から15年も生きることもあるようです。
年代の目安を紹介します。
それぞれの特徴を知り、快適な環境を整えてあげましょうね。
- 離乳期:3週間~6週間
- 成長期:1歳まで
- 若年期:1歳~4歳
- 中年期:4歳~7歳
- 老年期:7歳~
それでは紹介していきますね。
ウサギの離乳期
離乳期は生まれてから3週間から6週間の時期をさします。
ウサギは6週間で完全に離乳するため、この時期から飼い主の家に迎えることができる時期となります。
しっかりと親のもとで育ったウサギはしっかりと重さもあり健康に育つ傾向にあります。
ウサギの成長期
ウサギの成長期は生まれてから1歳までの時期をさします。
ウサギを迎えて初めて一緒に生活する時期ですよね。
初めは柔らかい干し草と細かくしたフードを食べ始め徐々に通常の干し草とフードに移行していきます。
おやつも少しずつ与えて、味に慣れさせていきましょう。
約生後3か月から4か月で性的に成熟し8か月ごろには大人の大きさとなります。
一気に成長する時期なので食事の量は好きなだけ食べられるようにして、切らさないようにしてあげることが大切です。
注意点
この時期は体力が少なく体を崩しやすいため室温を一定にしましょう。
外出する時もエアコンはつけたままにすることでストレスがからず快適に過ごすことができますよ。
ウサギの成熟は早く3か月くらいから出産が可能となります。
兄弟や親子でも性別が違う場合は離して飼うことをおすすめします。
ウサギの若年期
ウサギの若年期は1歳~4歳までの時期をさします。
各年代の中で一番元気で活発な時期です。
どんどんかわいさも湧いてくるのではないでしょうか。
成長期ではエサは欲しいだけ食べていたのですが、そのままだと体重が増えすぎるため栄養価の低い干し草に変える必要があります。
また、ラビットフードは体重の1.5%程度にキープすることで標準体重を保つことができますよ。
ラビットフードは1日2回にしてその他は干し草を食べるようにするといいでしょう。
干し草は繊維質が多く歯の伸びすぎも予防する「いい効果もあります。
注意点
元気な時期なので、けがに注意しましょう。
高いところから飛び降りて骨折をしたり、ものをかじって飲み込んでしまったりということが多い時期です。
ウサギの繁殖を目的としない場合は去勢手術をしましょう。
若いうち(1歳半まで)に行うと体力もありベストな時期です。
ウサギの中年期
ウサギの中年期は4歳から7歳までの時期を指します。
中年期になると、人間と同じく徐々に体力が落ちてきます。
そのため太りやすくなったり、運動量が減ってくるでしょう。
中年期は、無理に遊ばせようとせずに好きなように過ごしてもらいましょう。
食事面では、太ったなと感じたら体重を計ることをおすすめします。
ウサギは食べものに対して頑固なことが多い。
そのためラビットフードを変えようと思ってもなかなか食べてもらえません。
少しずつ新しいフードを混ぜて割合を変えていきましょう。
注意点
年齢を重ねるごとに尿石症の恐れが出てくることもあります。
その時はカルシウムの少ないフードを選ぶといいでしょう。
運動量が少なくなってきたからと言ってもけがをするウサギも多いので引き続き危険なものがないか気を付けましょうね。
ウサギの老年期
ウサギの老年期は7歳以降の時期をさします。
近頃は環境もよくなりウサギの寿命も長くなってきました。
老年期の変化として3つあります。
- 太りやすくなった。
- 毛につやがなくなった。
- 動きがゆっくりになった。
体重が増えてくるようであればラビットフードを減らして体重をキープしましょう。
増えすぎると病気やけがをしやすくなるので注意してくださいね。
注意点
人間と同じように、血行が悪くなり病気をおこしやすくなります。全身の観察をマッサージをしてあげましょう。
気分転換のために外へ連れ出してあげてストレスをためないようにしてあげてくださいね。
まとめ
ウサギも人間と同じく時期によって食べる量や運動量など変わってきます。
大切なのは、成長期にしっかりと食べさせてあげることです。
そうすると、後の病気のなりやすさなどが変わってくるでしょう。
ウサギは環境やエサが良くなってきたことにより寿命が10年から15年と長くなってきました。
ウサギを迎えて一緒に過ごすのだったら長く一緒にいたいですよね。
簡単に各年代の特徴やえさの量を紹介しました。
ぜひ参考にしてくださいね。